障害年金
「年金」と聞くと、「老後に貰うもの」というイメージがあると思います。しかし本来の年金は「保険」であり、障害を負って働けなくなった際にも受給することが出来ます。
障害年金にも2種類あり、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。
それぞれの申請方法は以下のリンクをご参照ください。
https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tetsuduki/shougai/seikyu/index.html
私は障害厚生年金3級の認定を受けており、働きながら給与とは別に月約6万を受給しています。
しかも障害年金は非課税です。
https://www.nenkin.go.jp/faq/jukyu/jukyushatodoke/rourei/fuyoushinkoku/shotoku/20140421-14.html
2級以上の認定は非常に難しいですが、障害厚生年金の3級であれば働きながらでも受給可能ですので、症状が軽い方でも是非申請することをオススメします。
都営交通乗車証
精神障害者保健福祉手帳の恩恵の1つに都営交通乗車証があります。(都民限定)
これは都電、都バス、都営地下鉄全線、日暮里舎人ライナーが乗り放題となる非常にお得な乗車証です。
申請は無料で都営地下鉄や日暮里舎人ライナーの定期券売り場で手帳を提示することで取得することができます。
www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp
また、都民でなくとも、大阪や名古屋といった大都市になると同様の乗車証があるようです。
精神障害者保健福祉手帳
精神障害者保健福祉手帳の更新が完了しました!
この手帳があることで様々な福祉サービスを受ける事が出来ます。
例えば、、
1.都営交通乗車証の支給→都電、都バス、都営地下鉄、日暮里舎人ライナーが乗り放題の乗車証
2.各種公共交通機関の障害者割引→バス代半額、船代半額、航空機代の障害者割引等
うつ病になったら、是非とも申請し取得したい手帳です。
うつ病になったきっかけ
こんにちは。
プロフィール紹介も兼ねて、私がうつ病になった経緯でも書こうかなと思います。
今から5年前、大学を卒業した私はある団体に就職しました。その団体では忙しい日々を送っていましたが、2年目を迎える際に先輩の異動によって従来、2人で回していた業務を1人で回していく事になりました。
結果、残業時間が月80時間を超えるのが当たり前となり、それを続けていくうちに胸の痛みや不眠といった症状があらわれるようになりました。周囲の勧めもあり精神科の病院を受診したところ、うつ病と診断されました。
結果...
会社を休職することになりました。
2年間の休職期間中はとにかく遊びまくりました。パチンコ三昧、日本全国旅行、鉄道旅など自分の好きなことを思いっきりやりました。
しかし、その後病状は回復せず2年間の休職期間満了をもって、会社をクビになりました。
休職中に障害者手帳と障害年金受給の権利を得ていたのが幸いして、減給覚悟で今の会社に再就職出来ました。
今は精神障害者として病気と闘いつつ、自分の好きな鉄道に関係する仕事をしています。
うつ病は誰でもかかりうる病気です。私の場合病院に早期に行ったので、まだ働けない状態で済みましたが、重症化すると普段の生活すらままならない状態になります。
うつ病は非常につらいものです。ですが、それをサポートする国の制度も充実しています。【精神障害者保健福祉手帳】【障害年金】【自立支援制度】がその主たるものです。(個々については後日また書きます。)
私のように仕事でうつに苦しんでいる方は、一度休職してこれらの制度の利用を考えてみませんか?